ケーブルカー

サンフランシスコは、国定歴史建造物に乗ることができるという、世界でも稀な街です。サンフランシスコではそれが日常の一コマに過ぎません。世界最後のケーブルカーシステムによる路面電車が活躍しているのです。常時手動で運行しているアメリカ的なこのケーブルカー、車両は路上に敷設されたケーブルに引かれて走行します。

スミソニアン博物館から抜け出したようなこのケーブルカーは、1964年にアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されました。新しい線路やケーブル、ターンテーブル、ケーブル推進装置を装備し改修していますが、1873年8月2日にアンドリュー・S.ハリディがクレイストリートの斜面に最初の車両を開通させた当時のまま、今も運行しています。

ビジター向け一般情報

サンフランシスコ市営交通局(SFMTA)は、ケーブルカー3路線を運行させています。歴史を誇るこの車両自体には動力が搭載されていません。その代わり、サンフランシスコの路面内に伸びるケーブルを掴む仕組みで稼動しています。

ケーブルカーの3路線:

パウエル‐ハイド(Powell-Hyde)ライン

パウエル‐メイソン(Powell-Mason)ライン

カリフォルニアストリート(California Street)ライン

アクセス

ミュニ(Muni)メトロ、ミュニ(Muni)バス、高速鉄道バート(BART)がケーブルカーの路線と連絡してます。

インフォメーション、ルート、時刻表については、サンフランシスコ市営交通局にアクセスするか、電話でお問い合わせください(電話番号415.673.6864)。バートの路線に関する情報はバートのウェブサイトをご覧ください。

周辺地域

 

ノースビーチ

フィッシャーマンズワーフ

ユニオンスクエア

ノブヒル

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ご存知ですか?

 

毎年970万人が時速9マイル(時速約14.5km)の乗車を楽しんでいます。

ケーブルカーが登場する映画:

「ザ・ロック」(1996年)

「透明人間」(1992年)

「ファール・プレイ」(1978年) 

「鳥」(1966年)

「危険な道」(1965年)